2017-05

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポングラッツの 「みこ」

ずっと心待ちにしていたエリザベス ポングラッツさんのお人形が ついにやって来た
わたしの 初めての そして多分たった一人の子になるであろう お人形
素朴で 飾り気のない 描き目の子

こぉんな感じでやって来た


m1.jpg


子どもの頃 
こんなふうに綺麗に包装された箱をプレゼントされて
ドキドキしながら封を解いたら かわいいお人形が出てくる
っていうのが夢だった 
心からの夢 気持ちの奥の奥からの憧れだった


m2.jpg


子どもの頃には叶わなかったけれど
大人になって 叶った夢
とても嬉しくて 嬉しくて・・・


ずっしりと重みがあって 木肌は磨きぬかれてすべらかで 感触が何ともいえず優しい


m3.jpg


すごく待ってはいたのだけれど
この間 仕事も私生活もかなり忙しくて
待っている間にやって来た子もいたりして
案外 すぐにやって来てくれたように思える

そして 箱からこの子を出した時
待ち焦がれたお人形との出会いがいつもそうであるように
「はじめまして」って気持ちではなかった


何度も何度も写真を眺めていたから 
まるで 昔からの知り合いに再会できた時のようで 懐かしかった


m4.jpg


小さなこけしをお伴に連れてきた
長くて暗い旅の寂しさを 分かち合い 慰めあった 小さな友達
おしゃぶりなんだそう



* * * * * * * * * * * * * * * *


わたしは立ち木が好きだ
地面に根をおろして 大きく空に向かって伸びている木
枝をはって 沢山の葉をつけ風にそよぎ
真夏の太陽の熱い光をも養分に替え
冬の凍りつく大気の中でも 凛として立ち続け・・・


様々な木
ずっと緑の葉をたたえ続けるものもあり
秋には自ら葉っぱの衣を脱ぎ捨て 裸で冬を越すものもあり


どの木も わたしは 心から好き


mm9.jpg



人間は昔から木を色々に利用してきた
自然の木蔭として、というのもあるけれど
大抵は 育てては切り倒し そして切り刻んで・・・


以前、
大きくまっすぐに伸びた木々を次々に切り倒して ログキャビンを作る番組を観た事がある
辛かった・・・・・・・
幹に喰い込むチェーンソーの音が 木の悲鳴に聞こえた

木は 命尽きたもののように 横にゆっくりと倒れていく

そして 枝を払われ 皮をむかれて
そんな木々がいっぱい組み合わされて 一軒の人の住む家になった
木は自らの痛みを越えて 人に大きな安らぎを提供した


ある木は 切られて削られて 家になり
ある木は 切られて削られて 家具になり
そして ある木は 切られて 削られて 切り刻まれて お人形となる


mm88.jpg


わたしは木の製品が大好きだけれど
見ていると 時々 とても苦しくなってくる

木の命って 地面から切り離されたその時に終わってしまうのだろうか・・・

倒された時 木としての命を終えて
加工されて何かになった時 
」 としての命を 新たにもう一度もらうのだろうか・・・


そう思わないと 辛すぎる


人に愛でられて 人に同化したかのように使い込まれた木の道具
愛されて 愛されて・・・・・・・

しかし 木はそれを 良しとしているのだろうか・・・

木は人のために生え出てきたわけではないけれど
これ程に 人に愛されて慈しまれて・・・・・・・・


木は人の役に立つ道具として 新たな命を生きることに 
喜びと満足を感じているって思いたいけれど
でも やっぱり 答えは永遠にわからない


木製品は全て 大きな痛みを乗り越えての 木の生まれ変わり
だからこそ 木でできたものは全て暖かい
だからこそ こんなにも優しいのだ


m.jpg



色んなポングラッツさんのお人形を見てきた
勿論 カタログ代わりのカレンダーとか ネットの写真とかでだけれど。。。



m5.jpg


自分の好みに完璧に合致するお人形 という視点に立って見た場合
ポングラッツさんのお人形には 100点満点の子は いないんじゃないかな

木目の出方だったり 色合いだったり
そういうのに 100%自分が満足するようなお人形は 
絶対といっていいくらい いないと思う

皆 それぞれに 何かの難点を抱えている
「命」 そのものが素材だから
完璧な人間がいないのと同じ 


m6.jpg


ポングラッツさんのお人形には 一人として同じ子はいない
勿論 お人形は人と一緒で
どんなお人形であっても全く同じという子はいないのだけれど
ポングラッツさんの子らは その根本が 個体によって全く異なるのだ


わたしは だからこのタイプの子を作って下さいって 
ポングラッツさんにお願いしての購入はできなかった
どんな子が来るかわからないのが 怖すぎて駄目だった・・・

わたしは この子を 
お願いすれば 一杯写真を送って下さる 日本のお店から迎えた
ちゃんとお店にいる子で 
色んな角度からの大きなお写真が事前に見られるのでなければ買えなかった



木でできたものは皆 木として生きていた
一人一人の体や人生が違うように
木も 一本一本が唯一無二の命を持って 生きていた

横に走る余計な木目や
シミのように点々と入る目障りな斑点
写真のどの子にも
そして 私の迎えるお人形にもある そんな木の模様が
最初は気になって仕方なかった

でも じっと見ていると それら全部が一つにつながっていて 命を感じる

木目の出方に好き嫌いはあって当然のことだとは思うけれど
人の都合でなく 木の都合でできた木目は
よく見ると どれもとても美しい

二つと同じ線はない 
たった一つの命の賜物

そのような視点に立った時
ポングラッツさんの子らは 皆 完璧なお人形になる

今となって考えれば 
お腹に宿った命が どのような子かが 生まれてきて初めてわかるように
ポングラッツさんが 私のために作って下さる子を楽しみに待って
箱から出して初めてどんな子かわかる という購入の仕方は とても素敵で
この子らには 一番ふさわしいのかもしれない



ポングラッツさんのお人形は36cmほど
決して大きな子ではない
でも 数あるお人形の中で 一番命を感じさせる



mm7.jpg



木の命そのものが お人形に形を変えて もう一度命を授かった
思っていた以上に ポングラッツさんのお人形はそんなお人形だった


わたしは木の命を受け継いだ このお人形に 「(みこと)」 という名を付けた

みこ って呼ぼうって思っている

みこって 元は どんな木だったのかなぁ・・・・・・・・・
多分 それは みこ も知らないんだと 思う





スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●

葉っぱさん、ファーストポンちゃんお迎えおめでとうございます!!最初で最後の子なんですね。
命(みこと)ちゃん、なんて素敵なお名前なのでしょう。葉っぱさんのこの子への想いがあふれています。お迎えまでの、そしてお迎えされてからのみこちゃんへの気持ちをしっとりと読ませていただきました。木の命をしっかり受け継いだみこちゃん、はっぱさんのおうちでずっとずっとその命をつむいでくれることと思います。

麦笛さんへ

麦笛さん、こんばんわ~
コメント、ありがとうございますv-22

多分ね、
ポングラッツさんの子は この子一人になる予感がします

想像以上に素敵な子でした
もう少しゴツゴツしたイメージを持っていたのですが
とても柔らかい雰囲気で
手触りも すごくソフトで ツルッツルです
(うぉ~っと この言葉、家では禁句ですv-358

見てから買った方がいいんじゃないかナって思っていましたが
ずっとみこを見ていて、色々感じたり考えたりしているうちに
来たとこ勝負のお迎えの仕方も
すごく運命的でいいなぁ~~って 思うようになりました

みことの出会いに感謝して 
この子と一杯話をしたいなって思っていますv-290

ハハハハ、うるさがられたりしてぇ~~~v-291v-356







おめでとうございます☆

葉っぱさん、みこちゃんのお誕生、
おめでとうございますe-267e-419e-267

葉っぱさんのみこちゃんへの想いが伝わってきました。
葉っぱさんの大好きな木の命を受け継いだ
みこちゃんe-420
これからずっと葉っぱさんと一緒に暮らしてゆくのですねe-415

みこちゃんのしっとりとしたやさしいお顔、
とってもとっても可愛いですv-351v-353
みこちゃん、お人形(おしゃぶり)と一緒だから、良かったねv-410
お洋服も、素敵だねe-266

またの、ご登場も、楽しみにしています~v-342v-342v-411

星砂さんへ

星砂さん、こんばんわ~
コメント、ありがとうですv-10

星砂さんのポンちゃんに後押しされて、
思い切って本当に良かったです・・・v-360e-267

みぃこって読んだりしていますぅ
v-158
完全に親ばか

こけしちゃんはね、何度も袋から飛び出すんですよぉ~v-405
オメメはないですけれど
やんちゃな男の子って感じですe-343


管理者にだけ表示を許可する

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

森の葉っぱ

Author:森の葉っぱ
FC2ブログへようこそ!

黒ねこ時計 くろック D01

最近の記事

カテゴリ

Annette Himstedt (19)
Effanbee (3)
GOTZ(Sissel, Silvia以外) (1)
Ideal (1)
Lee Middlton (1)
Madam Alexander (3)
Silvia Natterer (6)
Sissel Skille (4)
ビスク (20)
ポングラッツ (3)
マトリョーシカ (1)
赤ちゃんドール (2)
市松人形 (18)
文化人形 (1)
その他いろんなドール (12)
小さな小さな物語 (3)
お出かけ日記 (5)
未分類 (6)
ブライス (1)

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

♪BGM

©Plug-in by PRSU

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。